劇団皇帝ケチャップひとことプラス

Twitterではちょっと言い足りないことをまとまりもなく徒然に書いております。劇団や創作についてもついでに書きます。

悶々と考えた結果と近年の反省と

たまにはブログを書き綴ってみよう。

最近一人で色々なことを考える。ひとは考える葦であるなんて言っていた思想家もいるが、私も悶々と考えるのである。考えたところで結果が出たり出なかったりもするが、それはそれでよいのである。つまりは考えることに、プロセスそのものに意味があるのである。

さて私が考えていること、それは劇団を放置しすぎたという反省点。本来であればもう少しやれたと思っていて、自分の中にモチベーションが上がらなかったり、優先度が上がらなかったり、かけられるエネルギーが自分の中に見いだせなかったりと、言い訳しようと思えば1,000個ぐらい出てきそうなものである。

こうやってブログを書きながらも、ああ、この時間を脚本や小説を書く時間に当てたいとか思うに至り、だからそういう事に気付けたということはこのブログを書く事も役に立っているのである。

様々な反省と葛藤の中、2019年は再挑戦と再出発と位置づけてみる。劇団として大きくするとか、そういうのはない。未成年の劇団員もいなければほぼほぼ私がその都度公演にふさわしいメンバー、スタッフにお声がけし、そして作品にあった役者にオファーをする体制への移行を行い、2019年一発目の作品、「私の娘でいて欲しい」は劇団発足して以来はじめて役者の中にもスタッフの中にも劇団員のいない公演となる。強いてあげれば主宰、作、演出である私が劇団員である。

これも他にエネルギーを割き続けた私の罪かもしれないが、私はそこに罰はないと思っている。ただただ再度、劇団名義での公演を行っていく、観てくれる方が心底楽しんでもらえる作品に仕上げていくだけだ。

来年は久しぶりに年2公演実施が決まっており、更にもう1公演、かなり短いステージ数にはなれど挑戦しようとしております。ずっと考えていたこと、これから演劇をどういう人へ届けていくのか、その2公演、あるいは3公演を観てもらえれば、きっとわかって頂けると思います。私の考え、私の思うこと。

まずは4月浅草九劇、12月中野ザ・ポケット。劇場にてお待ちしております。

 

 

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劇団皇帝ケチャップ第8回本公演「私の娘でいて欲しい」